漁師もつれ

30代ゲイの想いのハケ口です。エンタングルメント。

10.永遠の業火

ブログをツイッターで紹介したら

みんなから読んだよ、

とか、自分も似たような体験あるよ、

とか様々な意見をもらった。

 

昨日は久しぶりの二丁目で

某人達に「ブログの人だ!」なんて言われて、

読んでもらった嬉しさと、恥ずかしさを

感じているところです。

 

男に産まれたのに、男に恋してしまうって

罪な事なんだよなー。

社会がまだまだそんな事を許さないし、

相手の心にもそれを受け入れられるような

部分がないんだもん。生物的に。

受け入れてくれる人が居たとしても、

優しさとか、情ってものでしかないはず。

 

でも普通の生活をしてれば、

仲良くなる人は男が多いし、

ノンケにしてみれば友達や親友になっても

女の話しない奴だな、とか、心開いてくれない奴だな、とか、そんな評価を下されりする。

 

さらに恋なんてしてしまったらもう大変。

 自分のように影でこそこそ想いをはせるか、

直接伝えてブッ壊れるか。

 

ゲイなら誰にも可能性あるんだよね。

自分みたいに、直接仕事で深い関わりを

もつ相手が恋愛対象として最高峰だったり

するって事。

 

恋してしまった今となっては出会わなきゃ

良かった、とは思わないし思いたくないけど、

もっと遠い存在だったら、こんなに

心が動かなかっただろうな、とは思う。

 

M君と、今月何回会えるんだろう。

彼がシフトを入れなければ、単純に会えない。

今月から彼は就活に入るので、かなり

会える日が少なくなる。

 

友達になりたい。

休みの日に誘い合って、ゴハンしたり

出来る存在になって欲しい。

今の関係ではそれは叶わない夢だ。

年齢も離れてるし、

現実的には不可能かもしれない。

 

そろそろ自分の気持ちを整理して、

接し方を変えていかなきゃ、と思う。

 

今日もM君は何食わぬ顔で自分の

横に座ってきた。

 

無間地獄を終わらせなければ。